子どもたちも先生も元気になるツールを体験してみませんか?

こんにちは。マンダラチャート認定コーチ167号の今津香居です。

2月も終わりに近づき、春の訪れを少しずつ感じられる季節になりました。学校では来年度に向けた準備が本格的に始まっています。
今回は、特別支援コーディネーターとして取り組んだ学校でのマンダラチャート活用事例をご紹介します。子どもたちの素直な反応や、先生方からの嬉しい声も届いていますので、ぜひ最後までお読みください。

◆子どもたちが「少し元気になった」マンダラチャートのワーク◆
先日、心の教室に通う1・2年生の生徒たちに、マンダラチャートを使ったワークに取り組んでもらいました。テーマは「これまでの振り返り」と「来年度に向けた目標や気持ち」。この時期、子どもたちは進級を控えてさまざまな思いを抱えています。

ワークの中で、子どもたちは自分の感情や出来事を書き出しました。驚いたのは、書き始めると自然と言葉があふれてくる子が多かったことです。「こんなことがあった」「あのときはうれしかった」「ちょっと悲しかった」――紙の上に並ぶ言葉は、その子自身の大切な思い出や気持ちです。

「書けない項目がある」という子もいましたが、それも大切な気づきです。無理に埋めることはせず、「今は思いつかないんだね」と受け止めました。ワークが終わった後に、「なんだか少し元気になった!」様子の子が何人もいて、胸が熱くなりました。感情を書き出すことは、心を整理するだけでなく、自分を受け入れる大切なステップなのだと改めて実感しました。

◆支援会での活用と先生方の反応◆
作成したマンダラチャートは、後日、学びの支援会で資料として活用しました。子どもたち自身の字で書かれているチャートを見て、参加された先生方からは「子どもの気持ちが直接伝わってくる」と好評でした。手書きの温かさは、印刷された文章では伝わりきらない思いを運んでくれます。

特に保健室の先生からは「これはいいね!」という言葉をいただきました。普段接している子どもたちの内面が、こうして形になって見えることで、支援の仕方や声かけのヒントになると感じていただけたようです。

学校の中で、じわじわとマンダラチャートの良さが広がっていく様子を見ていると、これからもっと多くの場面で役立ててもらえたらと願わずにはいられません。ちょっとしたマンダラチャートブームが、学校で起こるかもしれません。

学校の先生にこそ、マンダラチャートを!
今回の活動を通して、改めて「学校現場でこそマンダラチャートが必要だ」と感じました。

マンダラチャートは、目標設定や振り返りのツールとして子どもたちに有効なだけでなく、先生方自身のセルフケアや学級経営の整理にも役立ちます。忙しい日々の中で、気づかないうちに心が疲れてしまうこともありますが、マンダラチャートを使うことで、自分の思いや課題を客観的に見ることができ、頭と心がスッキリします。

実は、学校の先生向けに「マンダラチャート認定コーチセミナー」を無償で受講できる制度があるのをご存じでしょうか?(※条件があります)

小中高の先生は是非お問い合わせください

次回は以下の日程で開催予定です。

  日時: 3月22日(土)23日(日)
  場所: 神戸市内


子どもたちへの支援方法を増やしたい先生、業務整理に役立つツールを探している先生、どなたでも大歓迎です。マンダラチャートの基礎から応用までを学べるこの機会、ぜひご活用ください。

*詳細・お申し込みはこちらからご覧いただけます。
  認定コーチセミナー詳細・申込みページ

◆子どもたちの未来のために、今できることを!◆
子どもたちが自分の気持ちや目標を言葉にできるようになることは、将来への大きな財産になります。そして、そのサポートをする先生方が元気でいることは、何より大切です。

マンダラチャートは、書くことで自分を振り返り、未来を見つめ直すきっかけをくれます。学校現場での実践を通じて、その力を肌で感じています。

このブログを読んでくださった先生方、保護者の皆さん、そして子どもたちを支えるすべての方に、「マンダラチャートでできること」を一度体験していただきたいと思っています。

一緒に、子どもたちの未来をよりよいものにしていきましょう。

認定コーチ167号 今津香居

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