タイの学生25人が書いた「ありがとう」の9マス ― 認定コーチ・杉山佳久さんの授業より

2026年8月26日、タイで一つの授業が行われました。講師は、マンダラチャート協会 認定コーチの杉山 佳久さん(認定コーチ140号)。タイに暮らしながら、現地でマンダラチャートを伝えている方です。
この日のテーマは、たったひとつ。「ありがとう」でした。
真ん中に「ありがとう」、まわりの8マスに名前を
使ったのは、マンダラチャートのいちばん基本の形(A型)です。中心のマスにテーマを書き、そこから放射状に8つのマスへ広げていきます。
この日は中心に「ありがとう」と書いてもらい、まわりの8マスに思い浮かんだ大切な人の名前を入れていきました。それだけの、9マスです。
ところが、この「8つ」という数がよくできています。3人くらいはすぐに浮かびます。お父さん、お母さん、仲のいい友だち。けれど残りを埋めようとすると、ふだんは思い出さない人の顔が出てきます。8マス目のあたりで、みんなしばらく考え込んでいたそうです。
だれへの「ありがとう」だったか
集まった25枚を並べてみると、書かれていたのはこんな人たちでした。
- お父さん・お母さん いちばん多く出てきました。「พ่อ & แม่」「Papa & Mama」「Mom, I love U」
- 先生 ครู(クルー=先生)。何人もの先生の名前を並べた人がいました
- 友だち เพื่อน。クラス番号ごと書き込んだ人も
- 自分自身 myself、ตัวเอง。8マスのうち2つを自分にあてた人もいます
- きょうだい・親戚 brother、sister、cousin、น้อง(年下のきょうだい)
- そのほか 飼い猫、お医者さん、YouTube、カラオケ、バドミントン
タイ語と英語が入りまじり、絵を描き込んだ人もいます。9マスという枠は同じなのに、出てくるものは一人ひとりまったく違いました。
I thanks myself for not stop believe in myself
25枚のうちの1枚より
(信じることをやめなかった自分に、ありがとう)
8マス目まで来て出てくるのが、飼い猫だったり、好きな音楽だったり、自分自身だったりする。「ありがとう」は、人に向けるものだけではない——そういうことを、25枚が教えてくれました。
25枚すべてを公開しています
手書きの25枚を、そのまま見られるページをつくりました。画像を押すと大きく表示されます。
※ 書いた本人のお名前が写っている部分は、ぼかしています。
ブラウザで書けるようにしました
同じ9マスを、その場で書けるツールを用意しています。名前を8つ入れるだけ。印刷もできます。
8人そろうと、ハートの花束のアニメーションが出ます。みんなで書いたものを持ち寄ると、ひとつの大きな花になります。
講師について
杉山 佳久(すぎやま よしひさ)/マンダラチャート認定コーチ 140号。タイ在住。「ご自身の夢×海外のマンダラチャート」「いまにちマンダラチャートで夢に近づく」「マンダラモーメント」など、協会のフェスでもワークショップを担当しています。
マンダラチャート協会より
言葉も、暮らしている国も違います。それでも「真ん中にひとつ置いて、まわりの8マスへ広げる」という形は、そのまま通じました。
マンダラチャートは、目標達成のためだけの道具ではありません。自分を取り巻く人や環境を、中心から全方位に見わたすための枠組みです。今回のように「ありがとう」を真ん中に置けば、それは感謝のための地図になります。
当協会は、これからも国内外の認定コーチとともに、マンダラチャートを通じた学びの場を応援してまいります。