本講座は、シリコンバレー発のOKRとマンダラチャートを組み合わせた革新的な目標管理手法「マンダラOKR」を習得する実践的プログラムです。5時間の集中ワークショップを通じて、マンダラチャートの作成から、週次・月次のチェックセッションの実施方法、さらにはAIを活用したリフレクション手法まで学びます。特に後半では、独自開発のAIチャットボットシステムを用いた組織分析や、応援度・社風の数値化手法など、最新のテクノロジーを活用した組織開発アプローチについても解説。3ヶ月間のフォローアップ期間が付属し、実践的な運用スキルの定着まで支援します。

 
 

導入する3つのメリット

 
①マンダラチャートで目標の進捗状況を可視化

マンダラチャートは、タスクのステータスを簡潔かつ直感的に表現することができます。OKRと組み合わせることで、目標の進捗状況をより明確に把握できます。これをチームで共有することで、計画の軌道修正優先順位の明確化が可能となり問題解決のサイクルが構築できます。

②OKRでタスクと目標を連携

OKRは大まかな目標を定義するためのツールであり、マンダラチャートはそれらのタスクを詳細に記述するためのツールです。マンダラチャートとOKRを組み合わせることで、タスクと目標が強くリンクされます。

③心理的安全性の確立

マンダラチャートでは、ビジネスの目標だけではなくプライベートの目標も共有し応援し合うことができます。健康や家族の目標を応援し、援助し合うことでチームビルディングができます。すぐに結果の質を問うのではなく、仲間意識が芽生えることでこの場の重要性と活躍したい、役に立ちたいという意識が芽生え、結果、生産性が向上し、社内コミュニケーションが活性化します。

 

「成功の循環モデル」に基づく実施フロー

【1】ワークショップの実施(マンダラ研修)
最初に御社の対象メンバー全員でマンダラチャートワークショップを実施して目標を設定します。ただし、最初は書けなくてよいので、健康・趣味家族の目標を充実させ、お互いのことをもっと深く知り合うことを重視します。この時点ではマスを全部埋めることや数字(定量目標)を入れることに固執せずお互い助け合う雰囲気づくりに注力しましょう。【関係の質の向上】
【2】毎週マンダラCHECKを実施(1ヶ月目)
研修後、毎週15分~30分のマンダラチェック会を実施します。一人ずつ「達成したこと」「協力してほしいこと」を発表し、周囲2名が応援メッセージを伝えます。その際、各目標について0%~150%の「進捗度」を入力します。毎週他人を応援し、進捗度を入力することで、目標設定のコツや数字入力の大切さに自ら気づくことができます。【思考の質の向上】
マンダラ経営計画
【3】毎週マンダラCHECK&ミニセッション(2~3ヶ月目)
毎週チェック会を継続します。そして頃合いを見て、目標に対して「重要度」と「ワクワク度」を入れるミニセッションを実施します。他人に「重要度」を入れてもらい、自分で「ワクワク度」を入力することで、より高い行動意欲と新しい発想につながる行動を探求します。【行動の質の向上】
重要度ワクワク度
【4】OKRによる振り返り(3ヶ月ごと)
3ヶ月後、成果は出たのか?(1年後に成果が出そうか?)各目標の進捗は何%進んだか?ワクワクしたのか?をメンターとともに振り返り、CAPDサイクルを循環させます。3ヶ月ごとに目標の到達度と範囲を見直し、マンダラチャートをつくりなおします。【結果の質の向上】
マンダラOKR

マンダラOKR実践&AIリフレクション構築講座カリキュラム

13:00 - 13:45 オリエンテーション

  • 参加者自己紹介
  • マンダラOKRの概要説明
  • 講座の全体像と目的の共有

13:45 - 14:45 マンダラチャート基礎と作成実践

  • マンダラチャートの8要素の理解と目標設定理論
  • 3ヶ月間の目標設定メソッド
  • Googleシートを使用した実践的チャート作成

14:45 - 15:45 ウィークリーチェックセッションの設計

  • 進捗共有フレームワーク
  • 相互フィードバック手法
  • チームビルディングエクササイズの実践

15:45 - 16:00 休憩

16:00 - 16:45 マンスリーチェックとAIリフレクション基礎

  • ワクワク度と重要度の評価システム
  • ChatGPTを活用したマンダラ分析の基本
  • AIリフレクションの仕組みと活用法

16:45 - 17:15 AIチャットボットの構造解説

  • マンダラリフレクションボットの設計思想
  • プロンプトエンジニアリングの基礎
  • 応援メッセージの数値化アルゴリズム

17:15 - 17:45 社風分析と組織評価

  • 応援度の定量化手法
  • チーム文化スコアの算出方法
  • AIによる組織風土分析の実践

17:45 - 18:00 まとめと質疑応答

参加条件

  1. インターネット接続環境
    • 安定したインターネット環境(Wi-Fiまたは有線LAN)が必須
  2. 必要なアカウント準備
    • Googleアカウント(Googleシート使用のため)
    • ChatGPTアカウント
    • Zoomアカウント
  3. デバイス要件
    • PC必須(タブレット・スマートフォン不可)
    • カメラ・マイク機能必須
  4. 事前準備
    • Zoomによる学習環境の準備、画面共有
    • Googleシートへのアクセス確認
    • ChatGPTの基本的な操作方法の習得
  5. 推奨環境
    • デュアルモニターまたはPC+タブレットなど2画面環境

注意事項

参加環境について

  • 周囲の音が入らない静かな環境での参加
  • カメラ・マイクのオン必須(グループワーク時)

ワークショップの進め方

  • 3ヶ月分の目標設定を行うため、事前に自身の目標について考えておくことを推奨
  • グループワークが多いため、積極的な参加姿勢が求められます

コミュニケーションツール

  • 質問はZoomのチャット機能を使用
  • ブレイクアウトルームでの少人数セッションあり

データの取り扱い

  • 作成したマンダラチャートは自身のGoogleドライブに保存
  • セッション内容の録画・録音は禁止

フォローアップ

講座終了後3ヶ月間は、オンラインでの週次チェックセッションに参加可能

  • 追加教材
    • AIリフレクションシステムの技術解説書
    • 応援度数値化の評価基準表
    • 社風分析フレームワークガイド

認定講師限定販売中