こんにちは。
一般社団法人マンダラチャート協会 代表・株式会社クローバ経営研究所 代表取締役、そしてマンダラチャート認定講師2号の松村剛志(まつむらたけし)です。


今日の言葉

「自己こそ自分の主である。他人がどうして自分の主であろうか? 自己をよくととのえたならば、得難き主を得る。」

この言葉には、**「自分の人生の主人公はほかでもない自分自身だ」**というメッセージが込められていると私は捉えています。仕事や人間関係、さまざまな環境に振り回されているように感じることがあっても、最終的に人生を切り開くのは自分自身の行動と選択です。そこに“主体性”を持って挑むことが大切だと、改めて考えさせられます。


3連休でも「月曜朝7時」から始めるマンダラ手帳チェック

先日は祝日でしたが、私たちは毎週月曜の朝7時から「マンダラ手帳」を使った目標設定や振り返りの時間を継続しています。年末年始や連休中も同じペースで進めることで、日々の習慣が崩れにくくなるんです。

1週間を振り返る(Check)

まずは先週の行動・目標達成度を振り返ります。

  • 健康・仕事・経済など、人生8大分野での目標を確認
  • 結果が出ていれば「チェックマーク」、未達なら「バツ」や「矢印」で進捗を記録

このように明確に振り返ることで、次のアクションが具体化しやすくなります。

1週間を計画する(Plan)

次に、1週間のスケジュールを組み立てます。

  • 「マンダラ手帳」の真ん中欄に“今週の目標・役割”を8大分野別に書き込む
  • 日ごとの予定・タスクをスケジューリング

「週のはじまりに時間をとって紙(手帳)に書く」だけで、かなり頭が整理されます。さらに最近は、手帳を写真に撮ってAIアシスタント(ChatGPTなど)を使うと、客観的なアドバイスやコメントが得られる時代になりました。アナログとデジタルの融合で、より効率良く進められるのも魅力です。


マンダラチャートは“本質を把握”しやすいフレームワーク

私はよく「マンダラチャートはただの9マス便利ツールではない」とお伝えしています。
元になっているのは、仏教の密教におけるマンダラ(曼荼羅)。宇宙観や仏の教えを可視化したものであり、それをビジネスや人生計画に応用したのが「マンダラチャート」というわけです。

  • A型チャート(9マス×9マス=81マス)
    • 「大日如来を中心に据えた“胎蔵界マンダラ”」をもとに開発
  • B型チャート(中心+8マス=9マス構成)
    • 「金剛界マンダラ」の発想をもとに展開

こうした由来を知ると、表面的な“書きやすさ”だけではなく、自分の内面や思考の本質を“可視化”しやすくなると感じます。


自分こそが人生の主役─主体性を持つ大切さ

「自己こそ自分の主である。他人がどうして自分の主であろうか?」
この言葉を、私は「自分を整え、自分の人生に主体性をもつ」ための合言葉として活用しています。誰かに流されるのではなく、自分で選択し、責任を持ち行動する。そうすることで初めて、“得難き主”=自分だけの充実感や達成感を得ることができるのではないでしょうか。


CAPDサイクルで毎週着実に前進する

私たちの「マンダラチャート」や「マンダラ手帳」活用では、まずCheckから始める「CAPDサイクル」を重視しています。

  1. Check(振り返り)
    • 先週の行動・結果を確認し、うまくいった点や反省点を洗い出す。
  2. Action(改善)
    • 課題に対してどういう手を打てるか、次の行動指針を考える。
  3. Plan(計画)
    • 改善策を踏まえて、新たな1週間の具体的な予定やゴールを設定。
  4. Do(実行)
    • 実際に行動し、次の週のチェックに備える。

これを毎週同じリズムで繰り返すと、自然に習慣化されていきます。連休やお正月でも同じ時間に同じことをやる。すると、環境に左右されずに自分を磨き続けることができるんです。


まとめ:この1週間も、自分が主人公であることを意識しよう

3連休明けで少し気分がゆるみがちかもしれませんが、まずは「自分こそが自分の主である」という言葉を思い出し、日々の行動を主体的に計画・実行してみてください。インフルエンザなどが流行る季節でもありますので、体調管理(健康面)と仕事や家庭など、バランス良く進めるのが理想です。

あなたも「マンダラ手帳」を使ってみませんか?

  • 1日5分からでもOK
  • 週ごとに人生8大分野を見直せる
  • 自分らしい人生・経営計画(マンダラ経営計画)を立てられる

ぜひ一度、「マンダラ手帳」のページをめくりながら、主体性をもって一週間の計画を立ててみてください。
私は毎週月曜朝7時から、この“手帳チェックの集い”で皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。


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投稿者プロフィール

松村剛志
松村剛志
1971年東京都生まれ。大谷翔平選手も活用した「マンダラチャート」を日本初で開発&公開したコンサルティング会社を経営。マンダラチャートを活用した経営計画・事業計画・目標設定・人生計画等の社員研修を多数実施している。40年の実績がある、目標設定ができる「マンダラ手帳」の製造開発元でもある。趣味は海外旅行で渡航歴は60か国以上。台湾セミナー等、海外でも10回以上の実績がある。