こんにちは。
一般社団法人マンダラチャート協会 代表・株式会社クローバ経営研究所 代表取締役、そしてマンダラチャート認定講師2号の松村剛志(まつむらたけし)です。


今日の言葉

「沈んで屈するな、浮かんで奢るな」

これは、落ち込んだ時も奢らず、調子が良くても慢心しないことを意味します。

マンダラ思考の原則の一つに「総合依存」という考え方があります。これは「全ての環境は関わり合いによって成り立つ」という意味です。成功も失敗も、自分だけのものではなく、周囲の環境や関わる人々との関係によって生まれるもの。

だからこそ、一喜一憂しすぎるのではなく、冷静に自分を見つめ、着実に前へ進むことが大切です。

「手帳を書くこと」がもたらす効果

手帳に書くことは、単なるスケジュール管理ではありません。それは「自分の人生をデザインする時間」です。

たとえば、今日の予定だけでなく、どんな気持ちで過ごしたいのか、お客様にどう接したいのか、どんな準備をすればより良い一日になるのかを考える。この積み重ねが、人生の質を大きく変えていきます。

手帳を書くことは、未来の自分への投資です。だからこそ、書く時間を意識的に確保することが重要なのです。

継続の力 ─ 瞑想と手帳の習慣

私は「瞑想会」を続けており、参加者はすでに1400回を超えました。最初は「朝早く起きるのが苦手」と言っていた人も、続けることで自然と習慣になり、今では朝が得意になっています。

同じように、手帳を書く習慣も、最初は「苦手」と感じるかもしれません。しかし、週に一度でも時間を確保し、書き続けていくと、いつの間にか「得意」に変わっていきます。


「毎週月曜朝7時」マンダラ手帳チェックの積み重ねで人生を豊かに

今回で95回目を迎えました。きっかけは、ある方の「来週やってみる?」という一言でした。深く考えすぎると、やらない理由を探してしまいます。だからこそ、シンプルに「やる」と決めることで続けられるのかもしれません。

1週間を振り返る(Check)

まずは先週の行動・目標達成度を振り返ります。

  • 健康・仕事・経済など、人生8大分野での目標を確認
  • 結果が出ていれば「チェックマーク」、未達なら「バツ」や「矢印」で進捗を記録

このように明確に振り返ることで、次のアクションが具体化しやすくなります。

1週間を計画する(Plan)

次に、1週間のスケジュールを組み立てます。

  • 「マンダラ手帳」の真ん中欄に“今週の目標・役割”を8大分野別に書き込む
  • 日ごとの予定・タスクをスケジューリング

「週のはじまりに時間をとって紙(手帳)に書く」だけで、かなり頭が整理されます。さらに最近は、手帳を写真に撮ってAIアシスタント(ChatGPTなど)を使うと、客観的なアドバイスやコメントが得られる時代になりました。アナログとデジタルの融合で、より効率良く進められるのも魅力です。


マンダラチャートは“本質を把握”しやすいフレームワーク

私はよく「マンダラチャートはただの9マス便利ツールではない」とお伝えしています。
元になっているのは、仏教の密教におけるマンダラ(曼荼羅)。宇宙観や仏の教えを可視化したものであり、それをビジネスや人生計画に応用したのが「マンダラチャート」というわけです。

  • A型チャート(9マス×9マス=81マス)
    • 「大日如来を中心に据えた“胎蔵界マンダラ”」をもとに開発
  • B型チャート(中心+8マス=9マス構成)
    • 「金剛界マンダラ」の発想をもとに展開

こうした由来を知ると、表面的な“書きやすさ”だけではなく、自分の内面や思考の本質を“可視化”しやすくなると感じます。


書く時間を確保することの大切さ

私は2012年にマンダラチャート認定コーチになりました。その中で多くの方と手帳の活用について話してきましたが、一番の課題として挙がるのは「書く時間がない」ということです。しかし、これはかつての私も同じでした。

では、どうすれば書く時間を確保できるのか?

その答えの一つが「仲間と一緒にやること」です。だからこそ、私は「書く時間を取る場」を提供し続けています。毎週月曜7時15分から、誰でも参加できる手帳チェックの時間を設けています。時間がないと感じる方は、ぜひ一度この時間を利用してみてください。


CAPDサイクルで毎週着実に前進する

私たちの「マンダラチャート」や「マンダラ手帳」活用では、まずCheckから始める「CAPDサイクル」を重視しています。

  1. Check(振り返り)
    • 先週の行動・結果を確認し、うまくいった点や反省点を洗い出す。
  2. Action(改善)
    • 課題に対してどういう手を打てるか、次の行動指針を考える。
  3. Plan(計画)
    • 改善策を踏まえて、新たな1週間の具体的な予定やゴールを設定。
  4. Do(実行)
    • 実際に行動し、次の週のチェックに備える。

これを毎週同じリズムで繰り返すと、自然に習慣化されていきます。連休やお正月でも同じ時間に同じことをやる。すると、環境に左右されずに自分を磨き続けることができるんです。


まとめ:習慣を味方につける

3連休明けで少し気分がゆるみがちかもしれませんが、まずは「自分こそが自分の主である」という言葉を思い出し、日々の行動を主体的に計画・実行してみてください。インフルエンザなどが流行る季節でもありますので、体調管理(健康面)と仕事や家庭など、バランス良く進めるのが理想です。

あなたも「マンダラ手帳」を使ってみませんか?

手帳を書くこと、瞑想すること、新しい環境に身を置くこと。これらはすべて「習慣」として積み重ねることで、大きな力になります。

もし「時間がない」と感じているなら、まずは少しでもいいので時間を確保してみてください。最初は短くても、続けていくうちに自然と習慣になり、気づけば大きな変化を感じられるはずです。

今週も、自分が人生の主人公であることを意識しながら、主体的に過ごしていきましょう!


🔽参加はこちらから

投稿者プロフィール

松村剛志
松村剛志
1971年東京都生まれ。大谷翔平選手も活用した「マンダラチャート」を日本初で開発&公開したコンサルティング会社を経営。マンダラチャートを活用した経営計画・事業計画・目標設定・人生計画等の社員研修を多数実施している。40年の実績がある、目標設定ができる「マンダラ手帳」の製造開発元でもある。趣味は海外旅行で渡航歴は60か国以上。台湾セミナー等、海外でも10回以上の実績がある。