12月28日のマンダラ朝活で、松村寧雄先生の2013年12月最後のUstream動画をみた。
最後に語られたのは、第7原則「禅定」と、第8原則「無常」。
そして、ブッダの遺言として残る言葉だった。
自灯明。
自分自身を灯りとし、自分自身を拠り所にせよ。
もしそれが難しいなら、法を灯りとし、法を拠り所にせよ。
そして最後に、怠らず、常に努力せよ。
年末という節目に、あらためて「自分の内側に灯りはあるのか」と問われた。
そんなタイミングで、偶然ではなく、必然のように2本の映画を見返した。
『アナと雪の女王2』――“Show Yourself” は自灯明の歌
一つ目の映画は『アナと雪の女王2』。
もちろん姉妹が困難に立ち向かっていく物語なのだが、私には今回、「困難の克服」以上に根っこのテーマが強く伝わってきた。
「自分がどこから来たのか。」
父の血筋と母の血筋。受け継いだもの。背負っているもの。
そして、そのうえで「自分は何者として生きるのか」。
物語の中盤で流れる歌がある。
“Show Yourself”
自分自身を現せ。
内側にある本質を、解き放て。
「自分の内側に灯りがあるなら、それを見よ」と言われているように感じる。
『自灯明』という言葉を、理屈ではなく感覚で受け取った瞬間だった。
“Do the Next Right Thing”――最善な道に進めなくても、次の一歩だけは踏みだ出せる
『アナ雪2』には、もう一つ忘れられない言葉がある。
“Do the Next Right Thing”
次の正しいことをやれ。
人生には、先の見通しが立たない時期がある。
何をすべきか、どこへ向かうべきか、確信が持てない。
そんなときに「未来をすべて想定して正しい道を選択する」のは無理だ。
でも、次の一歩だけなら踏み出せる。
大きな正しさが見えなくても、次の正しいことなら、手の届く範囲にある。
自灯明は、派手な自己実現の話ではない。
「今、自分ができる一歩」を淡々と踏み続けることでもあるのだと思う。
『トップガン マーヴェリック』――“Don’t think, feel.” と “You’re where you belong.”
もう一本は『トップガン マーヴェリック』。
僕は、1作目よりも2作目のほうが好きだ。
年齢を重ねたトム・クルーズに魅力を感じる。
この作品で響いたのは、2つの言葉。
“Don’t think, feel.”
考えるな、感じろ。
そして、
“You’re where you belong.”
君がいるべき場所にいる。
僕は昔から、頭で考えすぎる。
理屈で固める。整合性を取りにいく。
そして、確信が持てないと踏み出せなくなる。
でも、飛ぶときに必要なのは、理屈よりも身体感覚だ。
「考えるな、感じろ」は、精神論ではなく、実践の原理に近い。
そして「君がいるべき場所にいる」という言葉は、
外側の評価ではなく、内側の確信を問うている。
自分がいるべき場所は、誰かが決めるものじゃない。
自分の内側の灯りが、知っている。
映画の言葉は、“説教”ではなく、“体感”として背中を押してくる。
2026年は「静かに燃える、青い火」
2026年は、「ひのえ」でもあり、「火」のイメージが強い。
燃える年になる。いや、燃やす年にする。
ただし、派手に燃え上がる炎ではない。
静かに高温で燃える、青い火。
本当に燃やすべき芯だけを残して、余計なものは燃やさない。
できなかったことを悔やみすぎない。
しかし、燃やすべきものだけは燃やして、次につなげる。
自灯明。
映画の言葉は、僕の内側の灯りを指さしてくれた。
投稿者プロフィール
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1967年千葉県松戸市生まれ。青山学院大学卒業後、大和証券系VC、ワタミ、CCCを経て31歳で株式会社ジップを創業。22年間ブックオフ加盟店4店舗を運営し、2020年事業譲渡後、株式会社本領として新たなスタートを切る。
現在はマンダラチャート認定コーチとして、仏陀の智慧を経営に活かす活動や、合氣道の指導、経営戦略・人生論の研究を続けている。noteやSNSで日々の学びと気づきを発信している。
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