「先生は、ここにいるなぁ。」
YouTubeで松村寧雄先生の講演を視聴するたび、そんな感覚を味わうのです。
そこに映っているのは、まぎれもなく“魂の言葉”を語る松村寧雄その人です。
いまや、先生は電脳空間に存在しているのです。
その智慧とエネルギーは、デジタル情報として動画媒体の形で「魂」として打ち込まれ、時空を超えて私たちと対話してくれるのです。
今日は、2013年2月7日にUstream配信された「生死解決」という人類普遍のテーマに深く迫った回を紹介します。
【人生三大目標の一つ──生死解決とは何か】
松村寧雄先生が仏陀の智慧をアツく説きはじめます。
「人生三大目標」の一つ、生死解決。
地位や成功では越えられない、「生老病死」という人間の根源的課題にどう向き合うのか。
それこそが、真に生きるということの核心だと、松村先生は語ります。
生死解決への道筋として、仏教の「四諦=苦・集・滅・道」。
- 苦を知り(苦)
- 苦の原因を断ち(集)
- 苦が消える状態を目指し(滅)
- その道を歩む(道)
【八正道と「正念」──信じ続ける力】
八正道の中でも、特に松村先生が重視されたのが「正念(しょうねん)」。
これは、正しく念じ続ける実践。
つまり、自分の目的や使命を忘れず、「自分にはできる」と信じ抜く力こそが、人生を変えていくエネルギーなのです。
【五つの実践「信・勤・念・定・慧」──すべての課題を越える道】
この正念を土台とし、松村先生は5力に話を進めます。
- 信(しん):自らを信じること
- 勤(ごん):できる限りの努力を惜しまないこと
- 念(ねん):忘れずに集中し続けること
- 定(じょう):揺るがぬ心で持続すること
- 慧(え):本質を見抜く智慧を育むこと
これは「生死解決」に限らず、人生のあらゆる課題に通じる普遍的な智慧であり、マンダラチャートの核にもなっている実践法です。
ここまで、わずか5分です。「生死解決」と聞くと、難解で遠いテーマに感じるかもしれません。
しかし、先生の語りは名人の落語のように魅力的で引き込まれます。
「信・勤・念・定・慧」の5力で、今日一日を生きること。
それが、人生を少しずつでも変容(トランスフィギュレーション)へと導く道なのです。
【あとがき──魂の声を、あなたの耳で】
私たちはいま、奇跡的な時代を生きています。
亡き師の声に、いつでも会える。
それは、まさに魂が電脳空間に宿る時代です。
松村寧雄先生の講話は、あなたの心にも明かりを灯してくれるはずです。
ぜひ、ご自身の耳と魂で、松村寧雄を受け取ってください。
投稿者プロフィール

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1967年千葉県松戸市生まれ。青山学院大学卒業後、大和証券系VC、ワタミ、CCCを経て31歳で株式会社ジップを創業。22年間ブックオフ加盟店4店舗を運営し、2020年事業譲渡後、株式会社本領として新たなスタートを切る。
現在はマンダラチャート認定コーチとして、仏陀の智慧を経営に活かす活動や、合氣道の指導、経営戦略・人生論の研究を続けている。noteやSNSで日々の学びと気づきを発信している。
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