皆さん、2024年もあと3日!年の瀬いかがお過ごしでしょうか?

2024年は生成AIの飛躍的な進化が社会全体に大きな影響を与えた年でしたね。私も研修講師として、昨年に引き続きいろんな場所でAI導入のお手伝いをさせていただきましたが、一年前のAIと最近のAIは「もはや別物」と言っても過言ではありません。それだけ、進化のスピードがすごいですよね。

そこで今回は、2025年に中小企業の経営者が絶対に取り組むべきことを、月額3万円のAIツールを活用して分析しました!
その結果をランキング形式でまとめましたので、ぜひ最後まで読んでみてください。

ちなみに、この取り組みを「する」か「しない」かで、3年後にはなんと2,000万円以上の差がつくとAIが試算しています。
その根拠も記事の最後に載せていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

また、最近ではこのAIを使ってその場でシミュレーション・その場で見積書作成・その場で年間計画作成という離れ業を行うケースも増えてきました。
「私も試してみたい!」という方はぜひご連絡ください。

2025年、私は「誰一人取り残さないAI活用」をモットーに、AIフル活用の支援を全力でさせていただきます!それでは、ランキングをご覧ください!

第5位:とにかくデータを集めまくれ!!社外×社内データの融合による次の一手の創出

自社の売上や在庫、顧客情報などのデータに加え、ニュースサイトや官公庁の白書、地域経済分析システム(RESAS)などの外部データを収集・分析することで、地域の動向や産業トレンドを把握し、新規事業や販路開拓のアイデアを得ることができます。これらのデータはGoogleドライブで一元管理し、NotebookLMなどのAIツールを活用して複合的に分析することで、根拠に基づいた意思決定が可能となります。

具体的アクション例:

  • Google Apps Scriptを用いて、ニュースや白書などの公開データを定期的に取得し、スプレッドシートに蓄積する。
  • 外部データと社内の販売実績や顧客セグメントデータを組み合わせ、需要予測や価格戦略をAIでシミュレーションする。
  • 経営会議資料をNotebookLMやGammaで作成し、リアルタイムにメンバーと共有して意思決定を行う。

第4位:人事評価はAIにおまかせ♪社内AI人材育成と組織体制づくり

社員の日報や週報、ヒヤリハット報告などの現場データをGoogleドライブに一元管理し、AIで分析することで、個々の課題や成長ポイントを明確化します。評価基準は、会社の経営理念に基づく普遍的要素と、時流や事業フェーズに応じて変化する要素を組み合わせ、ティール組織やアメーバ経営の考え方を取り入れて柔軟に運用します。また、DX推進リーダーを育成し、社内でプロジェクトを推進できる体制を強化することが重要です。

具体的アクション例:

  • 社内ポータルをGoogleドライブ上で構築し、日報や週報、会議録をリアルタイムに集約・可視化する。
  • AIツールで個人の報告内容を分類・分析し、得意分野や改善点をレコメンドし、育成計画や評価に反映する。
  • ティール組織やアメーバ経営の考え方を社内研修で浸透させ、自己組織的にDXを推進するリーダーを評価・活用する。

第3位:営業部隊もAIフル活用を!AIで高速CAPDサイクル!

AIチャットボットを導入して問い合わせ対応を自動化し、顧客対応コストを削減しつつ、24時間のサポート体制を実現します。さらに、蓄積されたデータを活用して、担当者が積極的な提案を行い、Gammaなどの自動プレゼン作成ツールを使って提案資料を迅速にブラッシュアップすることで、マーケティング施策のPDCAサイクルを高速化します。

具体的アクション例:

  • AIチャットボットを自社ウェブサイトやSNSに設置し、製品やサービスに関する問い合わせに自動回答する。
  • スプレッドシート上に蓄積された顧客情報をAIで分析し、リピート購入やアップセルにつなげる施策を設計する。
  • Gammaを活用し、提案書やプレゼン資料をリアルタイムに更新しながら営業や社内会議で共有する。

第2位:もう全部Googleでいんじゃね?GAS×ChatGPTで究極業務効率化

Googleドライブを情報のハブとして、Gmail、Googleカレンダー、スプレッドシート、ドキュメントなどを連携させ、業務のDXを推進します。データをスプレッドシートに自動収集し、Apps Scriptで処理を自動化することで、人的ミスの削減と大幅な時間短縮を実現します。在庫管理や勤怠管理などの日常業務をGoogle Workspaceに統一し、効率化を図りましょう。

具体的アクション例:

  • GoogleカレンダーのスケジュールをApps Scriptで自動収集し、スプレッドシートで稼働率や人件費を可視化する。
  • Gmailの内容を自動的にスプレッドシートへ整理し、問い合わせ対応状況を一元管理する。
  • 業務フロー全体

・・・そして1位は!?

第1位:AIで考えないと負ける時代へ!経営計画・経営戦略会議へのAI導入

経営計画や戦略会議の精度を飛躍的に高めるには、AIを組み込んだデータドリブンな意思決定が不可欠です。Google WorkspaceのジェネレーティブAI(「Duet AI」や「NotebookLM」など)を活用すれば、会議資料や戦略案を効率的に作成・ブラッシュアップできます。さらに、すべてのドキュメントをGoogleドライブで一元管理し、リアルタイムで共有することで、迅速かつ柔軟な意思決定が可能になります。

具体的アクション例:

  • NotebookLMの導入: 過去の会議資料や議事録を分析し、次の経営課題をAIが提案する。
  • Googleスプレッドシートの活用: 財務データや販売実績をApps Scriptで自動集約し、戦略会議に役立てる。
  • AIによるリアルタイムシミュレーション: 経営戦略会議でAIを用い、複数の戦略案を比較検討。

まとめ

2025年に向けて地方の中小企業が生き残り、さらには競争優位を築くためには、AIとDXを経営の中核に据える必要があります。このランキングで紹介した5つの施策は、経営計画、業務効率化、マーケティング、組織体制、データ活用といった多角的な視点から、企業の成長を支える実践的なアプローチを提案しています。

特に、Google Workspaceを活用したデータ一元管理とAIツールの導入は、初期投資以上の価値をもたらす可能性が高いです。DX推進は単なるコスト削減だけでなく、企業文化や働き方を変革し、新しいビジネスチャンスを掴むための基盤を築きます。


読者への一言

「2025年が分岐点」と言われる中で、変化に対応するか、それとも現状を維持するかは、企業経営者の判断に委ねられています。このランキングを参考に、ぜひ自社に最適なDX施策を見つけ、3年後に後悔しない経営の舵取りを行ってください。

貴社の未来がAIとDXでさらに輝かしいものになることを願っています。

※中小企業でのシミュレーションは以下をご覧ください

最新AIで徹底分析!2025年に中小企業がDXで1,500万円の差を生む理由 | 「みんなのAI実践塾」中小企業リスキリング協会運営

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松山 将三郎
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