犀の角のように、象のように ─ 誠の道を歩む
■ 満月の夜に聴いた、鎮魂の響き 2025年10月7日。牡羊座の満月の夜、私は横浜・三溪園の観月会で薩摩琵琶を聴きました。 琵琶の響きは、まるで魂を鎮める“薬”のように感じられました。 その瞬間、私の内側で何かが脱皮する […]
遭難しないために ― マンダラの中心核に戻る
松村寧雄先生は、生前よくこうおっしゃいました。 「遭難しゃうんです」 「やられちゃうんです」 その意味は―「マンダラの中心核に戻ることを忘れると、人は遭難して、やられてしまう」ということです。 どんなに情報があふれ、状況 […]
農業ボランティア体験から得た学びをマンダラ人生8大分野でまとめ
2025年9月19日から24日まで、石川県七尾市・なたうちにて農業ボランティアとして稲作の収穫に参加しました。 ちょうどこの時期は、乙女座新月と秋分が重なり、星の上でも「収穫・整え・均衡」がテーマとなる時。村の大きなまつ […]
「君看よや双眼の色」秘めたる悲哀と仏陀の智慧
白隠禅師が遺した禅偈、人間の本質を鋭く照らす一句です。 『君看みよや双眼の色、語らざれば愁い無きに似たり』 《 君看双眼色、不語似無愁 》 つまり、人は言葉には出さずとも、眼差しにその深い感情が宿る。 語らぬことが、必ず […]
「情けは人の為ならず」と仏陀の智慧
「情けは人の為ならず」という言葉は、「人のためにならないから、情けをかけてはいけない」と誤解されることがあります。しかし、本来の意味は 「巡り巡って自分のためになる」 というものです。 人に情けをかければ、やがて自分に返 […]
「私は“現場”が大好きだった。でも、それだけでは足りない」──マンダラで気づいた経営者の在り方
私は、仕事の“現場”が大好きです。 お客様に喜んでいただくために、多くのスタッフが同じ目的に向かって懸命に働く姿。 その姿を見ていると、心からの喜びが湧いてきます。 一人ひとりが自分の役割を楽しみながら果たしている現場は […]
「父母未生以前の汝が本来の面目如何」
— マンダラチャートの視点から“本来の自己”に向き合う — 「父母未生以前汝 本来面目如何(ふぼみしょういぜんのなんじがほんらいのめんもくいかん)」 この言葉をご存知でしょうか? これは禅宗で用いられる有名な公案の一つで […]
写真で理想を“感じるマンダラ” — 14年前の私が作った人生計画
2011年、私は「人生8分野のマンダラ」に“写真”を貼りました。 このマンダラは、当時の私にとって人生の指針となるイメージを具体的に形にしたもので、今でも心に深く刻まれています。 写真マンダラとは? マンダラチャートで描 […]
「永久の孤独」を歩む—執行草舟氏の『超葉隠論』と仏陀の言葉
執行草舟氏の著書『超葉隠論』には、「永久の孤独」という言葉が繰り返し登場する。一見すると冷たく、厳しい響きをもつこの言葉。しかし読み進めるうちに、それは“寂しさ”や“孤立”を意味するのではなく、「魂の真実に従って生きる」 […]
怒りを智慧に変える─仏陀と聖書の言葉に学ぶ、心の整え方
私たちは、日々の生活において、怒りの感情を抱いてしまうことがあります。 他人の言葉に傷ついたとき、思い通りにいかないとき、自分自身の不甲斐なさを責めるとき。 私自身、これまで多くの場面で怒りに心を揺さぶられてきました。 […]










