こんにちは、一般社団法人マンダラチャート協会 代表の松村剛志です。マンダラチャート認定講師2号として、今日も皆さんと一緒にマンダラ手帳チェックの時間を共有できることを嬉しく思います。

今回は151回目!
8月18日(月)「月曜朝と昼の集い マンダラ手帳・マンダラOKRチェックの会」の開催レポートです。

「8原則」の第3原則であるあるべき姿について深掘りしました。今回のキーワードは未来から逆算する「バックキャスト」思考です。
1. あるべき姿とは何か

「あるべき姿」とは、単なる願望ではなく、実現したい未来から逆算して現在の行動を設計する考え方です。
過去の延長線上に未来を描くのではなく、理想の未来から今を見つめ直すことで、より計画的かつ実現可能な目標設定が可能になります。

ここで重要なのが、二つの思考法です。

  • プッシュ思考:過去から押し出されるように考える。
  • プル思考:未来の理想から引っ張られるように考える。

松村先生曰く、プッシュ思考は衰退し、プル思考こそが未来を創造し、発展につながるとのこと。実際にやってみると、この違いは明確に体感できます。


2. 練習が未来を描く力を育てる

「あるべき姿を描くのは難しい」という声もあります。しかし、その原因は単純で、練習不足です。

例えば「デートで何を食べたい?」と聞かれて「なんでもいいよ」と答えてしまう人は多いですが、これは未来を描く力が弱いサイン。小さなことからでも「自分は本当はどうしたいのか?」を問い続けることで、未来を設計する力が鍛えられます。

ドイツの子どもたちは小さい頃からこうした問いをたくさん受けるため、自分の人生を主体的に選ぶ力が自然と身につくそうです。


3. 岡山のヒーロー・石井十次の物語

松山さんのパートでは、岡山の偉人石井十次のエピソードが紹介されました。

明治時代、災害や飢饉で親を失った多くの子どもたちが町にあふれていた時代。十次は「すべての子どもに親の愛と教育を」という理想を掲げ、日本初の孤児院を設立しました。

周囲は無謀だと言いましたが、彼は諦めず、最終的に2,000人以上の子どもたちに教育と希望を与えたのです。

この物語が教えてくれるのは、現状を嘆くだけではなく、「本来こうあるべきだ」という未来像から行動することの大切さです。


4. マンダラ手帳とあるべき姿

竹先生のパートでは、マンダラ手帳を活用した目標設定と振り返りが紹介されました。

  • CAPDサイクル:Check → Action → Plan → Do の流れで振り返りと改善を繰り返す
  • 未来から逆算する100年計画:100歳の自分を思い描き、今取るべき行動を設計する

手帳を通じて理想の未来から現在を見直す習慣が、日々の生活を大きく変えていきます。


5. 今後のイベント情報

  • みんなのAI勉強会:8月19日(火)19:00〜20:30
    発表者はにじたけさん、さきちゃん。どなたでも参加可能です。
  • マンダラチャート認定コーチセミナー:東京会場で9月27〜28日開催。
    マンダラチャートを深く学びたい方におすすめです。
  • マンダラ手帳2025キャンペーン:9月5日発売開始。
    2冊購入で1冊を大切な人にプレゼントできる特典付き。

6. まとめ

今回の勉強会で繰り返し強調されたのは、

  • 未来の理想像から逆算して今を考える
  • 小さな問いかけを習慣化する
  • 練習を通じて「あるべき姿」を描く力を育てる

という3つのポイントでした。

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