今回は153回目!
9月1日(月)「月曜朝と昼の集い マンダラ手帳・マンダラOKRチェックの会」の開催レポートです。
感謝の原則と唯識の知恵 ― マンダラ思考で人生を豊かにする
こんにちは。今日は「マンダラ思考の第5原則:感謝」について学んだ内容をシェアします。テーマは 「感謝の心が人生を変える」 というもの。ブッダの知恵や仏教の「唯識」の考え方を交えながら、実践的に役立つ視点をお届けします。
感謝とは「全てにありがとう」と感じること
感謝というと、つい「自分にとって都合の良いこと」にだけ向けがちですが、実はそうではありません。
一見「なぜこんなことが起こるんだろう?」と思う出来事にも、意味や学びが隠れています。
例えば、講師の方は「昨日ジャケットを落とした」という出来事があったそうです。普通なら不運に思えることですが、それをきっかけに新しい気づきや出会いにつながり、結果的にプラスの出来事に変わったのだとか。
感謝の心を持つと、心が満たされ、ポジティブなエネルギーが現実を引き寄せる。逆に、不平不満ばかりに目を向けると、未来もその通りの形になってしまいます。
唯識の知恵 ― 世界は心が作り出す
仏教の「唯識」という考え方では、 世界はすべて自分の心が作り出している と言われます。
同じ「雨」という現象でも、受け取り方は人それぞれ。
- Aさん:「せっかくの休みなのに最悪だ」
- Bさん:「恵みの雨だ、植物が喜ぶ」
- Cさん:「家で読書できるチャンスだ」
雨は一つの現象ですが、そこに広がる世界は心の状態によって全く変わります。
心の奥には「阿頼耶識(あらやしき)」と呼ばれる記憶の倉庫があり、経験や感情がデータとして蓄積され、未来の現実を作り出していく。だからこそ「感謝」という良い種をまくことが大切なのです。
オードリー・ヘップバーンが教えてくれる感謝の力
ここで紹介されたのが、女優オードリー・ヘップバーンのエピソードです。
彼女は第二次世界大戦中、オランダで飢えに苦しんだ時期にユニセフの支援を受けて命を救われました。その感謝を忘れず、大人になってからはユニセフの親善大使として世界中の子どもたちを支援する活動を続けたのです。
彼女の言葉に「人は年を重ねるにつれ、自分に二つの手があることに気づく。一つは自分を助けるため、もう一つは他人を助けるため」というものがあります。これは「恩送り」の精神そのもの。受けた恩を別の誰かに渡すことで、感謝が循環していきます。
感謝を日常で実践する3つの方法
- 恩送りを意識する
先生に教わったことを後輩に伝える、友人に助けられたら別の人を助ける。感謝を巡らせることで社会が温かくなる。 - 当たり前に感謝する
食事ができること、家族と過ごせること、安全な場所で眠れること…。日常にある「当たり前」は実は奇跡の積み重ねです。 - 感謝を行動で示す
「ありがとう」と言葉で伝える、相手を思いやる態度を取る、困っている人を助ける。感謝は心に留めるだけでなく、形にすることで広がります。
まとめ ― 感謝の魔法を広げよう
感謝の心は、自分自身だけでなく周りの人をも幸せにする魔法のような力を持っています。
- 朝起きたら「今日もありがとう」と思う
- 家族や友人に感謝を伝える
- 小さな親切を誰かにしてあげる
そんな一歩から、世界が少しずつ変わっていきます。
感謝の原則を日常に取り入れ、より豊かな人生を歩んでいきましょう。
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