12月15日(月)「月曜朝マンダラ手帳朝の集い」の開催レポートです。
霧の中でも進める理由—マンダラチャートが教えてくれる「人生の光」とは
こんにちは、筆者です。
最近ちょっとした感動がありました。
それは、ズボラな私が手帳に書いた「1日スクワット10回」という小さな目標を、意外にもコツコツ続けられているということ。
たった10回。でも、「できた!」が積み重なると、なんだか毎日が少しずつ変わっていくような気がします。
…ということで、今回はそんな“小さな一歩”を支えてくれる強力なツール「マンダラチャート」についてのお話です。
今回は、マンダラチャート認定コーチの鎌田起世美さん(紹介はこちら)と松山将三郎さん(紹介はこちら)による、心に残るセミナー内容をご紹介します。
■「人生の霧の中」で迷っているあなたへ
「海はその日、深い霧に包まれていました…」
そんな物語調の語りで始まった鎌田さんのセッション。
今回のテーマは、「マンダラ思考の第3原則 “あるべき姿”」について。
あるべき姿とは、立派な理想を掲げることではなく、
“自分はどんな場所にたどり着きたいのか、どんなあり方で生きたいのか”を、
自分の心に正直に見つめること。
これは、人生という名の航海の“灯台の光”のようなもの。
たとえ霧で道が見えなくなっても、その光が方向だけは教えてくれる。
印象的だったのは、こんな一節でした。
「そんなに必死にこがなくてもいい。海で一番大事なのはな、速さでも力でもない。どこへ行きたいか、知っていることじゃ。」
この言葉に、私自身もハッとしました。
“進めない”と焦ることもあるけれど、実は「どこに行きたいのか」が明確じゃなかったのかもしれないな、と。
■マンダラチャートは、あなたの「人生の羅針盤」
続いて松山将三郎コーチのセッションでは、
マンダラチャートを使って「人生の航海図=計画」をつくる重要性について語られました。
「人生計画のない人生は、航海図のない航海と一緒だ。」
壮大なテーマのように思える“人生計画”。
でも、マンダラチャートを使えば、とてもシンプルに、そして具体的に描くことができるのです。
▽マンダラチャートの基本構造
- 真ん中に「中心テーマ」
- それを取り囲む8つのテーマ(健康、仕事、経済、家庭、社会、人格、学習、遊び)
この9マスのチャートを起点に、さらにそれぞれのテーマを深堀りしていくことで、全体像と部分の関係が視覚的に整理されます。
しかも、ただ「夢を書く」だけじゃない。
▽大切なのは「行動に落とし込むこと」
「健康になりたい」ではなく、
「週に3回、15分歩く」と書く。
「お酒をやめたい」ではなく、
「週に2日は休肝日をつくる」と書く。
このように“願い”を“行動”に翻訳する”ことこそ、マンダラチャートの最大のパワー。
■計画を“絵に描いた餅”にしないために
松山コーチが教えてくれたポイントでもう一つ印象的だったのが、計画を実行に移す「流れの設計」です。
マンダラチャートの使い方(ステップ)
- 中心テーマ(年間目標)を決める
- それを8分野に落とし込む(マンダラチャート作成)
- 年間→月間→週間→日々の計画へと連動
- 同じ目標を少なくとも3回以上書く
「夢を夢で終わらせない秘訣は、“繰り返し”書くことにある」
まるで滝が流れるように、人生のビジョンが日々の小さな行動にまで自然と落ちてくる。
この構造が、私がスクワット10回を続けられている理由かもしれません。
■マンダラチャートは“本質”とつながるキャンバス
曼荼羅(マンダラ)という言葉は、もともとサンスクリット語で「本質を持つもの」を意味するそうです。
つまり、マンダラチャートとは――
「自分の人生の本質を探し、自分の手で描き出す神聖なキャンバス」
今の自分にとって大切なことは何か?
どんな人生を育てていきたいのか?
そんな問いに、9つのマスは静かに答えてくれるのです。
■セミナーの最後に:人生の霧の中にいるあなたへ
鎌田さんの物語のラストシーンを、ここでご紹介させてください。
霧の中、方向もわからず疲れ果てていた主人公が、
ふと灯台の光に気づき、心が落ち着きます。
「霧はまだ晴れていない。でも、不思議と心は落ち着いていました。
あの灯台の光のそばで朝を迎えたい。ただそれだけを思った時、
船は静かに前へと進みはじめたのです。」
大切なのは、“今の自分が、どんな気持ちで、どこへ進みたいのか”を知っていること。
たとえ霧の中でも、その灯火があれば、心は進み続けることができるのです。
■最後に:あなたのマンダラチャート、始めてみませんか?
- 目標があっても続かない
- 計画を立ててもすぐ挫折する
- 人生の方向性に迷っている
そんな方こそ、マンダラチャートを手に取ってみてください。
手帳を開いて、中心のマスに今のあなたが一番叶えたいことを書いてみましょう。
そしてその周囲に、自分らしい言葉で「どう実現するか」を描いてみてください。
それは未来への道しるべであり、霧の中でも進める“静かな力”になります。
🔗 鎌田起世美コーチの紹介はこちら
https://mandalachart.jp/2297
🔗 松山将三郎コーチの紹介はこちら
https://mandalachart.jp/727
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