今回は155回目!
9月15日(月)「月曜朝と昼の集い マンダラ手帳・マンダラOKRチェックの会」の開催レポートです。


子どもにもわかる「第7原則 禅定の知恵」と仮説検証の力

こんにちは。今日はマンダラチャートの学びを「子ども目線」で考えてみたお話をシェアします。テーマは 第7原則 禅定の知恵(仮説検証) です。

大人にとっても分かりやすい内容になっていますので、ぜひ最後までお読みください。


禅定の知恵とは?

「禅定の知恵」とは、心を落ち着かせ集中することで生まれる ひらめきや新しい発想 のこと。

仏教における「禅定(ぜんじょう)」から来ており、心を静めて一つのことに集中する状態を指します。

例えば子どもがブロック遊びに夢中になっているとき。最初は「お腹すいたな」「ゲームしたいな」と雑念が浮かびますが、だんだん夢中になると他のことを忘れて集中できます。そして、ふと「このブロックとこのブロックを組み合わせたらもっとかっこいいロボットができるかも!」というひらめきが生まれる。この瞬間こそ「禅定の知恵」なのです。

大人でも同じ。静かな時間を持ち、一つのことに集中することで、普段は思いつかない新しい発想が湧いてきます。


ビル・ゲイツに学ぶ「仮説検証」

次にご紹介したのは、マイクロソフト創業者 ビル・ゲイツ のお話です。

彼は2015年に「近い将来、世界規模の感染症が必ず来るが、世界は準備できていない」という仮説を立てました。多くの人が信じませんでしたが、過去のデータ(スペイン風邪やエボラ出血熱など)をもとに確信を持っていたのです。

その後、2020年に新型コロナウイルスが発生。ゲイツ氏の予測は現実になりました。彼はただ「当たった」と喜ぶのではなく、すぐにワクチン開発に資金を投じ、各国に検査キットを届け、データを分析して助言するなど、仮説検証を行動に移しました。

そして2022年には『次のパンデミックを防ぐ方法』という本を出版し、次に備える新しい仮説を提示しました。世界規模で感染症を監視・対策するチームを作ろうと提案しているのです。

このように「仮説 → 実行 → 検証 → 改善」のサイクルこそが、私たちにとっても学びになる考え方です。


マンダラ手帳での実践

マンダラ手帳でも、目標を立てて行動し、その結果を振り返り、改善につなげる流れを大切にしています。

特にCAPD(Check → Action → Plan → Do)という流れで、まずは「振り返り(チェック)」から始めるのがポイント。

・今週の目標は達成できたか?
・どんな気づきがあったか?
・来週に向けて改善できることは?

こうした記録を積み重ねることで、未来に役立つデータベースとなり、アイデアや行動力を育てることができます。


まとめ

  • 禅定の知恵 とは、心を落ち着かせ集中することで生まれるひらめき。
  • 仮説検証 は「失敗から学び、改善につなげる力」。ビル・ゲイツの事例はその好例。
  • マンダラ手帳 を使うことで、日々の行動を振り返り、次につなげる習慣を身につけられる。

子どもにも分かりやすく、大人にも役立つ学びがたくさんありました。静かな時間を持ち、集中して、そして振り返る――これを習慣にしていきたいですね。



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