今回は157回目!
9月29日(月)「月曜朝と昼の集い マンダラ手帳・マンダラOKRチェックの会」の開催レポートです。
マンダラ思考と脳の「RAS機能」、そして支え合いの力
こんにちは。
今回の勉強会では「マンダラの知恵・思考8原則」について、実践的なお話がありました。脳の機能である RAS(網様体賦活系) の働きや、ヘレン・ケラーとサリバン先生の物語から学ぶ「相互依存の原則」について掘り下げましたので、その内容を振り返ります。
脳のRAS(ラス)とは?
私たちの脳には、膨大な情報の中から「自分にとって重要なもの」だけを選び取る RAS(ラス) というフィルター機能があります。
- 例えば、電車で寝ていても降りる駅が近づくと自然に目が覚めたり
- 自分の名前だけは騒がしい場所でも耳に入ってきたり
- 新しい車を買おうと思った途端、街で同じ車をよく見かけるようになったり
これらはすべてRASの働きです。
だからこそ「自分が実現したいこと」を何度も意識に刻むことが大切です。手帳に繰り返し書く、壁に貼り出す、声に出す。そうすることでRASが「これは重要な情報だ」と認識し、必要な情報やチャンスを引き寄せるようになります。
一方で、ネガティブなことばかり考えていると、同じように「悪い情報」を拾い続けてしまうのも事実。だからこそ 言葉・ビジョン・感情 を前向きに選び取り、日々の習慣として書き込むことが、望む未来につながるのです。
マンダラ手帳に何度も目標を書く理由は、まさにこのRASを活性化させるため。これを知ると「繰り返し書く意味」がストンと理解できるのではないでしょうか。
ヘレン・ケラーとサリバン先生に学ぶ「相互依存」
続いて紹介されたのが、相互依存の原則 です。
物語の主人公はヘレン・ケラー。生まれてすぐ病気で目と耳の自由を失い、7歳まで言葉を理解できなかった彼女に転機をもたらしたのが、若き教師アニー・サリバンでした。
サリバン先生は根気強く、ヘレンの手のひらに文字を描き続けました。そしてある日、井戸の水に触れながら「WATER」と綴った瞬間、ヘレンの中で世界が繋がりました。わずか一日で30もの新しい言葉を覚えたと言われています。
この奇跡は、教師の努力だけでなく、ヘレン自身が「学びたい」と心を開いた結果。つまり お互いの支え合いが奇跡を生んだ のです。
ヘレンの言葉に、
「一人では私たちはほんの少しのことしかできない。一緒ならたくさんのことができる」
というものがあります。これは、相互依存の本質を端的に表しています。私たちもまた、食事一つをとっても農家・運送・販売など無数の人の協力で成り立っています。
勉強や仕事でも同じ。困った時に「助けて」と言える勇気、そして相手を助けようとする心。この両輪があってこそ、大きな成果につながるのです。
「喜び」をどう扱うか ― 仏教の智慧より
最後に紹介されたのが、仏教の智慧「慈・悲・喜・捨(じ・ひ・き・しゃ)」の考え方です。
- 人の喜びを見て自分も喜ぶ「喜」
- それが過ぎ去っても執着せず、手放せる「捨」
この姿勢を持つことで、心は軽やかになり、より豊かに日々を過ごせます。
今週の実践ポイント
- マンダラ手帳に繰り返し書き込み、RASを働かせる。
- 支え合いを大切にし、一人ではなく仲間と共に取り組む。
- 喜びは素直に味わい、過ぎ去っても執着せず次の一歩へ。
日々の小さな習慣と心の持ち方が、未来を形づくります。ぜひ一緒に実践していきましょう。
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